2007年7月14日土曜日

COSTCOへ行きました

台風4号は、依然強い勢力を保ち続けて、北上しているようです。
被害の出ている地域の方々、お見舞い申し上げます。

関東の今日は、本降りにはなったものの風はまだなし。
連休の初日になるようで、連れ合いに強要されて、川崎にできたばかりのCOSTCOへ出かけた。

「コストコホールセールは、高品質な優良ブランド商品をできる限りの低価格にてご提供」する会員制倉庫型店舗です」とHPにある。

コストコ社のはじまりは1976年、カルフォルニア州サンディエゴにある飛行機の格納庫を改造して作られた「プライスクラブ」という名前の倉庫店でした。一方、1983年には「コストコ」の最初の倉庫店がワシントン州シアトルにオープンしました。コストコは、アメリカ国内において創業後わずか6年未満でその売上をゼロから30億ドル(約3,000億円)までに達成させた最初の会社となったのです。1993年には「コストコ」と「プライスクラブ」が合併して一つの会社になり、「プライスコスコ」という名で206倉庫店を有し、年間160億ドル(約1兆6千億円)を売り上げました――というのが、その歴史。

川崎には12日に日本で6店舗めのオープン。産業道路に接した、いかにも倉庫という店舗の駐車場には、入場する自家用車が長い列をつくっていた。店内に入るには、会員であることを証明、店から出る際には会員証、領収書と搬出する買い上げ品のチェックがある、という「万引き」を前提にしたような変な仕組みだ。それも、どうやら会員制のメリットを引き出す方法の一つではあるようだが……

店内に入ると、ともかく天井の高いのが印象的だ。通常のスーパーの店舗を見慣れた目には、その高さは1.5倍から2倍の高さに見える。その天井に向かって、粗く仕切られた展示の棚が数段積み重なる。店舗の建物が打ちっぱなしの構造だとすれば、その品物の展示も日本風のきめ細かさなどとは無縁、無造作に荷解きだけして置いてある、との風情だ。

客層は、圧倒的に若いカップルと子供。たまに若夫婦に連れ添われたお年寄りの姿が見られる程度。
従業員は、恐らく意識してなのだろう、いかにもアメリカ西海岸の人種のにおい、化粧。

なにが一番困るかというと、巨大な売り場の中でトイレが1箇所しかないこと。女性用だけでなく、珍しく男性用のトイレに長い列ができ、日本では必ず苦情がでるだろう、という感じ。

売り場でボーっと立っていると、あちこちで「パパー」「ママー」の声。子供が父親や母親に声をかけている訳ではない。母親が連れ合いを呼んでいたり、父親が……、という図なのだが、どこのママが、どこのパパに声をかけているのか分からないだけに、しょっちゅう自分のことか、とキョロキョロ。どうして日本では、連れ合いのことを、お互いにパパ、ママと呼ぶのだろう。だれのことなのか分からぬ掛け声は
止めてもらいたいものだ。

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